投稿日:2022年01月02日

クリスマス会(配慮食)


配慮食の1例を紹介します。写真のメニューは、「ペースト食」になります。内容は、チキンライス・煮込みハンバーグ・明太子スパゲッティ・トマトサラダ・みかんムースです。
栄養士や調理職員の「心配りポイント」をお伝えします。まずは、「できるだけ他の利用者さんと一緒のメニューであること」を基本とします。当然、一緒の食材を使用するようにもしています。見た目にも彩りよく、色の組み合わせにも気を配って組み合わせています。そして、大事なポイントが「ペースト状にしても、ムースやゼリーなど食感に違いが出る様にして調理をしていること」です。ペースト食を召し上がる利用者の方々は、食事介助を伴います。また、自分の言葉で表現できない状態の方もいます。そういった方々でも「見た目」や「食感」「味の違い」を少しでも楽しんでいただきたいとの思いで支援しています。クリスマス会の日は、「クリスマスらしさ」が出せるように、味にもこだわって丁寧な味見とメニューごとの調整をして提供をしました。そのように提供されたメニューを前に、職員や他の利用者の方々の「すご~い」「おいしそう!!」の声は、ペースト食を召し上がる利用者さんにとって、とてもいい雰囲気となったと思います。総主任 小森