季節やイベントごとの食事（通称：行事食）に関わらず、食事は「楽しみであり、たのしいもの」です。「今日のお昼は何かな？」などメニュー表が貼りだされる毎週月曜日だけでなく、皆さんよく見ていらっしゃいます。クリスマス会の日は、みなさんの大好きなメニューが並びます。高齢や基礎疾患のある方にも十分満足して頂けるよう配慮食にも「しっかりと心配り」をしています。配慮食は、「糖尿食」「刻み食」「一口大」「とろみ食」「ソフト食」「ペースト食」など様々なものを調理しています。「刻み食は、これ」という考えではなく、「誰々さんにあった刻み食は、どんな刻み食か？」を考えて提供しているのが、こすもすの特徴です。そのためには、医師や看護師のアドバイスを基本に、寄り添う職員が、みなさんの食事の様子から「思いをくみ取ること」がとても重要です。その気づきを調理職員と管理栄養士へ伝えて、その方にあった食事を提供しています。「料理を作って、出して終わり」ではなく、「作った料理の向こう側を思って調理する」それも重要な支援ではないでしょうか。総主任　小森